
モルドバ共和国(モルドバきょうわこく)は、東ヨーロッパに位置する内陸国です。豊かな歴史と文化を持ち、美しい自然景観が広がる国です。
モルドバ共和国の基本情報
- 首都: キシナウ:モルドバの首都であり、最大の都市です。キシナウは政治、経済、文化の中心地で、多くの歴史的建物や観光スポットがあります。
- 面積:モルドバの総面積は約33,846平方キロメートルです。
- 人口:2021年の時点で、モルドバの人口はおよそ2,600万人です。
- 言語:モルドバの公用語はルーマニア語(Limba română)です。その他にロシア語やガガウズ語も使用されています。
- 通貨:モルドバはモルドバ・レウ(Moldovan leu、MDL)を通貨として使用しています。
- 歴史:モルドバの歴史は古代ダキア人にさかのぼり、その後ルーマニアの一部となりました。19世紀にはロシア帝国の一部となり、第一次世界大戦後にはルーマニアに戻りました。第二次世界大戦後にはソビエト連邦の一部となり、1991年に独立を果たしました。
- 自然:モルドバは美しい自然景観に恵まれており、丘陵地帯や川、森林が広がっています。ドニエストル川やプルト川が主要な河川です。自然保護区や国立公園も多く、豊かな生態系が保たれています。
- 文化:モルドバの文化は豊かで多様であり、音楽、ダンス、民芸品が重要な要素です。伝統的な料理には、ママリーガ(mamalyga、トウモロコシの粥)やサルマーレ(sarmale、キャベツの葉で包んだひき肉料理)などがあります。また、モルドバはワインの生産地としても有名で、多くのワイナリーがあります。
モルドバ共和国の世界遺産
世界遺産数:文化遺産:1 自然遺産:0 複合遺産:0

シュトゥルーヴェの三角点アーチ観測地点群
■文化遺産 / 2005年
シュトゥルーヴェの三角点アーチ観測地点群は、モルドバを含む10か国にまたがる一連の三角測量地点の一部です。モルドバ国内の観測地点は、北部のソロカ近郊に位置しています。