
ガンビアは西アフリカに位置し、大西洋に面した国で、セネガルに囲まれています。川沿いの狭い国土が特徴です。
ガンビア共和国の基本情報
- 首都: ガンビアの首都は「バンジュール」です。
- 面積:ガンビアの総面積は約11,295平方キロメートルです。
- 人口:人口は約240万人(2023年推定)です。
- 言語:公用語は英語です。また、マンディンカ語、ウォロフ語、フラ語などの現地の言語も広く話されています。
- 通貨:通貨はガンビア・ダラシ(GMD)です。
- 歴史:ガンビアの歴史は、古代には先住民族が住んでいたことに始まります。16世紀にはポルトガル、そしてイギリスの植民地となり、1965年に独立しました。1994年にはクーデターが起こり、その後も政治的変動が続きましたが、現在は民主主義体制が確立しています。
- 自然:ガンビアにはガンビア川が流れ、多くの湿地帯や自然保護区があります。野生動物も豊富で、特にバードウォッチングが人気です。
- 文化:ガンビアの文化は多様で、多くの民族が独自の伝統を持っています。音楽や舞踊、手工芸品、料理などで豊かな文化が発展しています。特に、カンカンカン音楽や伝統舞踊が有名です。
ガンビア共和国の世界遺産
世界遺産数:文化遺産:2 自然遺産:0 複合遺産:0

クンタ・キンテ島と関連遺跡群
■文化遺産 / 2003年
クンタ・キンテ島(旧ジェームズ島)は、15世紀から19世紀にかけて奴隷貿易の重要な拠点として機能していました。島にはヨーロッパ諸国(ポルトガル、オランダ、イギリスなど)が築いた要塞や砲台の遺跡が点在しています。2003年にユネスコの世界遺産に登録されました。

セネガンビアのストーン・サークル群
■文化遺産 / 2006年
セネガンビアのストーン・サークル群は、紀元前3世紀から紀元16世紀にかけて建造された先史時代の石造建築群です。これらのストーン・サークルは、ガンビア川沿いに約93のサークルが存在し、埋葬文化や高度な石工技術を示しています。2006年にユネスコの世界遺産に登録されました。