
レソト王国は南部アフリカに位置する内陸国で、完全に南アフリカ共和国に囲まれた独立した国家です。山岳地帯が広がっており、「天空の王国」とも称されます。
レソト王国の基本情報
- 首都: 首都: マセル
- 面積:面積: 約30,355平方キロメートル
- 人口:人口: 約213万人(2021年推定)
- 言語:言語: セソト語(公用語)、英語(公用語)
- 通貨:通貨: レロティ(Lesotho loti, LSL)
- 歴史:レソト王国の歴史は、19世紀初頭に始まります。モショエショエ1世がバソト族を統合し、近代国家の基礎を築きました。1868年にイギリスの保護領となり、1966年に独立しました。以降、レソトは内政や経済など様々な課題に直面しつつも、自主独立を維持しています。
- 自然:レソトは標高の高い山岳地帯に位置し、アフリカ大陸で唯一、すべての領土が海抜1000メートル以上にある国です。特に有名なのはドラケンスバーグ山脈で、その美しい風景や豊かな自然環境が魅力です。
- 文化:レソトの文化は、バソト族の伝統や習慣に根ざしています。特に、色鮮やかな毛布「バソトブランケット」は象徴的な民族衣装として知られています。また、馬に乗ることが一般的であり、「バソトポニー」と呼ばれる小型の馬が広く使われています。
レソト王国の世界遺産
世界遺産数:文化遺産:0 自然遺産:0 複合遺産:1

マロティ‐ドラケンスバーグ公園
■複合遺産 / 2000年
マロティ‐ドラケンスバーグ公園は、2000年にユネスコの世界複合遺産(自然・文化)として登録されました。南アフリカのウクハランバ・ドラケンスバーグ公園とレソトのセサバテーベ国立公園で構成され、絶滅危惧種の動植物やサン族の岩絵などが見られる貴重な遺産です。