ベルン旧市街
■文化遺産 / 1983年
ベルン旧市街は、中世の街並みがそのまま残る美しい地区で、1983年にユネスコの世界遺産に登録されました。12世紀に建設されたベルンは、その後何度も拡張と再建を繰り返しながらも、中世の雰囲気を色濃く残しています。

ザンクト・ガレンの修道院
■文化遺産 / 1983年
ザンクト・ガレンの修道院は、8世紀に設立されたベネディクト会の修道院で、中世ヨーロッパの学問と信仰の中心地として栄えました。その図書館は、ヨーロッパ最古のものの一つで、多くの貴重な写本が収蔵されています。1983年にユネスコの世界遺産に登録されました。

ミュスタイルのベネディクト会 聖ヨハネ修道院
■文化遺産 / 1983年
聖ヨハネ修道院は、ヨーロッパの中世における学問と文化の中心地として知られています。この修道院は、ベネディクト会の修道士たちによって、8世紀に建設されました。その後、何世紀にもわたって拡張され、現在ではヨーロッパ最大級の中世修道院の一つとなっています。

ベリンツォーナ旧市街にある3つの城、要塞及び城壁
■文化遺産 / 2000年
ベリンツォーナ旧市街には、カステルグランデ、モンテベッロ城、サッソ・コルバロ城の3つの城と、それらを結ぶ要塞および城壁が存在します。これらの防御施設は、中世後期における優れた防御システムの例として評価され、2000年にユネスコの世界遺産に登録されました2。

スイス・アルプス ユングフラウ-アレッチュ
■自然遺産 / 2001年
「ユングフラウ-アレッチュ」は、ユングフラウ山（標高4518m）とアレッチ氷河を含む自然遺産で、2001年にユネスコの世界遺産に登録されました。この地域は、美しい山岳景観と豊かな生態系が特徴です。

サン・ジョルジオ山
■自然遺産 / 2003年
サン・ジョルジオ山は、中生代三畳紀（約2億4500万年前〜2億3000万年前）の地層から多くの化石が発見される場所として知られています。この地域はかつて熱帯気候のラグーンであり、多様な生物が生息していました。その後の地殻変動により山となり、化石が保存されました。

ラヴォー地区の葡萄畑
■文化遺産 / 2007年
ラヴォー地区の葡萄畑は、2007年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。この地域は、ローマ時代から続く長い歴史を持ち、11世紀頃に修道院が支配していた時代に現在の形が整えられました。葡萄畑はテラス状に広がり、美しい景観を作り出しています。

レーティシュ鉄道アルブラ線・ベルニナ線と周辺の景観
■文化遺産 / 2008年
レーティシュ鉄道のアルブラ線とベルニナ線は、どちらも標高差の大きな険しい地形を走り、多くの橋やトンネルを通過します。全長は122kmで、アルブラ線は1904年、ベルニナ線は1910年に開通しました。この鉄道は、20世紀初頭の技術的到達の優れた例証として評価され、2008年にユネスコの世界遺産に登録されました。

スイスのサルドーナ地殻変動地帯
■自然遺産 / 2008年
サルドーナ地殻変動地帯は、2008年にユネスコの世界遺産に登録された自然遺産です。この地域は、大陸プレートの衝突によって形成された造山運動の顕著な例を示しており、地質学的に非常に重要な場所です。

ラ・ショー-ド-フォン/ル・ロクル、時計製造の町
■文化遺産 / 2009年
ラ・ショー-ド-フォン/ル・ロクルは、時計製造の歴史と伝統が息づく町で、18世紀から19世紀にかけて時計製造業が発展しました。町の中心には、時計の歴史を伝える博物館や展示施設が多くあります。

アルプス山系の先史時代杭上住居跡群
■文化遺産 / 2011年
アルプス山系の先史時代杭上住居跡群は、先史時代にこの地域に住んでいた人々の住居跡で、特に杭上住居（木の杭を基礎にした住居）が特徴です。これらの住居跡は、先史時代の生活様式や建築技術を理解する上で貴重な遺産となっています。

ル・コルビュジエの建築作品‐近代建築運動への顕著な貢献
■文化遺産 / 2016年
ル・コルビュジエの建築作品は、近代建築運動における彼の顕著な貢献を示すものです。彼のデザインは、機能性と美しさを兼ね備えたものであり、建築の新しい視点を提供しました。