
ドイツ連邦共和国(Bundesrepublik Deutschland)は、中央ヨーロッパに位置する国で、北はデンマーク、東はポーランドとチェコ、南はオーストリアとスイス、西はフランス、ルクセンブルク、ベルギー、オランダと接しています。
ドイツ連邦共和国の基本情報
- 首都: ドイツの首都はベルリン(Berlin)で、同国最大の都市でもあります。ベルリンは歴史と文化の豊かな都市で、多くの観光名所があります。
- 面積:ドイツの総面積は約357,022平方キロメートルです。
- 人口:2021年の時点で、ドイツの人口はおよそ8,300万人です。
- 言語:ドイツの公用語はドイツ語(Deutsch)です。
- 通貨:ドイツはユーロ(Euro、€)を通貨として使用しています。
- 歴史:ドイツの歴史は古代ゲルマン部族にさかのぼり、中世には神聖ローマ帝国の中心地となりました。19世紀には統一され、20世紀には第一次世界大戦や第二次世界大戦を経て、大きな変革がありました。1990年には東西ドイツが再統一され、現在の連邦共和国となりました。
- 自然:ドイツは多様な自然景観に恵まれており、アルプス山脈、黒い森(シュヴァルツヴァルト)、ライン川、バルト海や北海の海岸などが有名です。また、多くの国立公園や自然保護区があり、豊かな生態系が保たれています。
- 文化:ドイツの文化は豊かで多様であり、音楽、文学、哲学、科学などが重要な要素です。ベートーヴェン、バッハ、ゲーテ、カントなどの偉大な人物がドイツ出身です。また、ドイツの伝統的な料理には、ソーセージ、シュニッツェル、ビールなどがあります。オクトーバーフェストなどの伝統的な祭りも大切にされています。
ドイツ連邦共和国の世界遺産
世界遺産数:文化遺産:39 自然遺産:3 複合遺産:0

アーヘン大聖堂
■文化遺産 / 1978年
アーヘン大聖堂は、カール大帝が786年に建設を開始した宮殿教会で、814年に彼が亡くなった後、彼の遺体が埋葬されました。この大聖堂は、936年から1531年までの約600年間にわたり、神聖ローマ帝国の皇帝たちの戴冠式が行われた場所でもあります。1978年にユネスコの世界遺産に登録され、北部ヨーロッパで最古の大聖堂の一つとされています。

シュパイヤー大聖堂
■文化遺産 / 1981年
シュパイヤー大聖堂は、1030年に神聖ローマ皇帝コンラート2世によって建設が開始され、1061年に完成しました。大聖堂は、ロマネスク様式の建築の代表例であり、1981年にユネスコの世界遺産に登録されました。歴代の神聖ローマ皇帝や王たちが埋葬されていることから、「皇帝の大聖堂」とも呼ばれています。

ヴュルツブルク司教館、その庭園群と広場
■文化遺産 / 1981年
ヴュルツブルク司教館(レジデンツ)は、18世紀に建設されたバロック様式の宮殿で、1981年にユネスコの世界遺産に登録されました。建築家バルタザール・ノイマンをはじめ、当時の著名な建築家や芸術家が設計に参加し、ヨーロッパでもっとも美しい宮殿の一つとされています。

ヴィースの巡礼教会
■文化遺産 / 1983年
ヴィースの巡礼教会(Wieskirche)は、1745年から1754年にかけて建築家ドミニクス・ツィンマーマンとその兄ヨハン・バプティスト・ツィンマーマンによって建てられたロココ様式の教会です。この教会は、1738年に「鞭打たれるキリスト」の木像が涙を流したという「ヴィースの涙の奇跡」に由来し、多くの巡礼者が訪れるようになりました。1983年にユネスコの世界遺産に登録されました。

ブリュールのアウグストゥスブルク城と別邸ファルケンルスト
■文化遺産 / 1984年
アウグストゥスブルク城は、18世紀にケルン大司教クレメンス・アウグストによって建設されたバロック様式の宮殿で、1984年にユネスコの世界遺産に登録されました。隣接するファルケンルストは、狩猟用の別邸として建てられました。これらの建物は、ドイツ・ロココ様式の最高傑作の一つとされています。

ヒルデスハイムの聖マリア大聖堂と聖ミカエル教会
■文化遺産 / 1985年
聖マリア大聖堂(ヒルデスハイム大聖堂)は、1010年から1020年にかけて建設された初期ロマネスク様式の大聖堂です。聖ミカエル教会は、同じく1010年から1020年にかけて建設され、オットー朝ロマネスク様式の代表的な建築物です。これらの建物は、1985年にユネスコの世界遺産に登録されました。

トリーアのローマ遺跡群、聖ペテロ大聖堂及び聖母マリア教会
■文化遺産 / 1986年
トリーアは、紀元前1世紀にローマの植民都市として設立され、「第2のローマ」とも呼ばれるほど繁栄しました。トリーアのローマ遺跡群、聖ペテロ大聖堂及び聖母マリア教会は、1986年にユネスコの世界遺産に登録されました。これらの遺跡群は、古代ローマ時代から中世にかけての歴史的建造物が集まっています。

ハンザ同盟都市リューベック
■文化遺産 / 1987年
リューベックは、12世紀に設立され、16世紀までハンザ同盟の盟主として繁栄しました。旧市街は保存状態が良く、ハンザ商人たちの邸宅、貯蔵庫、教会などが今でも見られます。1987年にユネスコの世界遺産に登録されました。

ローマ帝国の国境線
■文化遺産 / 1987年
ローマ帝国の国境線は、ローマ帝国がゲルマン民族の侵入を防ぐために築いた防衛線で、総延長は約550kmに及びます。リーメスは、城壁、堀、監視塔、砦などから構成されており、1987年にユネスコの世界遺産に登録されました。

ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群
■文化遺産 / 1990年
ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群は、プロイセン王国時代の宮殿や庭園が集まるエリアで、1990年にユネスコの世界遺産に登録されました。その後、1992年と1999年に登録物件が拡張されました。これらの宮殿と庭園は、18世紀から19世紀にかけて建設され、自然と調和した美しい景観が特徴です。

ロルシュの王立修道院とアルテンミュンスター
■文化遺産 / 1991年
ロルシュ修道院は、764年にフランク王国の貴族カンコルとその母ヴィリスヴィンダによって設立されました。修道院はカロリング朝時代の重要な宗教施設であり、9世紀にはドイツの文化的中心地の一つとなりました。アルテンミュンスターは、ロルシュ修道院の旧司教座聖堂であり、8世紀に設立されました。1991年にユネスコの世界遺産に登録されました。

ランメルスベルク鉱山と古都ゴスラーとオーバーハルツ水利管理システム
■文化遺産 / 1992年
ランメルスベルク鉱山は、1000年以上の歴史を持つヨーロッパ屈指の鉱山です。銀、銅、鉛などの非鉄金属が採掘され、1988年に閉山されました。1992年にユネスコの世界遺産に登録され、2010年にはオーバーハルツ水利管理システムが拡大登録されました。

バンベルクの町
■文化遺産 / 1993年
バンベルクは、10世紀に東フランク王国の領土となり、11世紀に神聖ローマ皇帝ハインリヒ2世が司教座を設立しました。彼はバンベルクを「第二のローマ」にしようと計画し、大聖堂や修道院などを建造しました。中世の都市美が現在も息づいており、1993年にユネスコの世界遺産に登録されました。

マウルブロンの修道院群
■文化遺産 / 1993年
マウルブロン修道院は、1147年にシトー会によって設立されました。中世ヨーロッパで最も保存状態が良いシトー会修道院の一つであり、1993年にユネスコの世界遺産に登録されました。修道院は、ロマネスク様式からゴシック様式への移行期の建築様式を持ち、13世紀にはゴシック様式が加えられました。16世紀の宗教改革後、修道院はプロテスタントの神学校となり、現在もその役割を果たしています。

クヴェートリンブルクの聖堂参事会教会、城と旧市街
■文化遺産 / 1994年
クヴェートリンブルクは、10世紀にオットー家(リウドルフィング家・ザクセン朝)によって支配された町で、ハインリヒ1世がここで宮殿を築きました。旧市街には14〜19世紀のハーフティンバー様式の木造家屋が1200軒も並び、聖堂参事会教会(聖セルヴァティウス教会)はロマネスク様式の傑作です。1994年にユネスコの世界遺産に登録されました。

フェルクリンゲン製鉄所
■文化遺産 / 1994年
フェルクリンゲン製鉄所は、1873年に設立され、1986年まで稼働していた製鉄所です。1994年にユネスコの世界遺産に登録され、産業遺産としては世界初の登録例となりました。製鉄所は、銑鉄精錬の全工程を追体験できる施設であり、「工業文化のイコン」や「労働のカテドラル」とも称されています。

メッセル・ピットの化石地域
■自然遺産 / 1995年
メッセル・ピットの化石地域は、約5000万年前の始新世の化石が豊富に出土する場所で、1995年にユネスコの世界遺産に登録されました。もともとは褐炭の採掘坑であり、現在は化石発掘現場として知られています。ここでは、陸生の動植物や昆虫、水生の魚類や両生類など、多種多様な化石が発見されています。

ケルン大聖堂
■文化遺産 / 1996年
ケルン大聖堂(Kölner Dom)は、1248年に建設が始まり、1880年に完成したゴシック様式の大聖堂です。高さ157メートルの双塔を持ち、世界最大級のゴシック建築として知られています。1996年にユネスコの世界遺産に登録されました。

ヴァイマールとデッサウのバウハウスとその関連遺産群
■文化遺産 / 1996年
バウハウスは、1919年にヴァルター・グロピウスによってヴァイマールで創設された総合造形学校です。モダニズム建築の先駆けとして、建築、工芸、デザイン、写真などの分野で革新的な教育を行いました。バウハウスはその後、デッサウ、ベルリンへと移転し、1933年にナチス・ドイツによって閉鎖されました。

アイスレーベンとヴィッテンベルクにあるルターの記念建造物群
■文化遺産 / 1996年
ルターの記念建造物群は、16世紀の宗教改革の中心人物であるマルティン・ルターに関連する建造物群です。これらの建造物は、ルターの生誕地であり、彼が活動し、最期を迎えた場所に位置しています。1996年にユネスコの世界遺産に登録されました。

古典主義の都ヴァイマール
■文化遺産 / 1998年
ヴァイマールは、文豪ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテや劇作家フリードリヒ・フォン・シラーなど、多くの文化人が集まった場所です。彼らの活動により、ヴァイマールはドイツ古典主義の中心地として知られるようになりました。1998年にユネスコの世界遺産に登録されました。

ベルリンのムゼウムスインゼル(博物館島
■文化遺産 / 1999年
ムゼウムスインゼルは、世界で最も重要な博物館群の一つとして知られています。ここには5つの主要な博物館が集まっており、それぞれが異なる歴史的時代や地域をカバーしています。ユネスコの世界遺産に1999年に登録されました。

ヴァルトブルク城
■文化遺産 / 1999年
ヴァルトブルク城は、1067年にテューリンゲン伯ルートヴィヒ・デア・シュプリンガーによって建造されました。中世ヨーロッパの封建時代の建造物として重要であり、特に16世紀には宗教改革の中心人物であるマルティン・ルターがこの城に隠れ住み、新約聖書をドイツ語に翻訳した場所としても知られています。1999年にユネスコの世界遺産に登録されました。

デッサウ・ヴェルリッツの庭園王国
■文化遺産 / 2000年
デッサウ・ヴェルリッツの庭園王国は、18世紀後半から19世紀初頭にかけて、アンハルト=デッサウ侯レオポルト3世の指導の下で創設されました。この庭園は、イギリス式の風景庭園と新古典主義建築が融合したもので、自然と芸術の調和を追求しています。2000年にユネスコの世界遺産に登録されました。

僧院の島ライヒェナウ
■文化遺産 / 2000年
ライヒェナウ島は、8世紀に聖ピルミニウスによって設立されたベネディクト会修道院があることで知られています。この修道院は、フランク王国のカール大帝から支援を受け、10世紀から11世紀にかけてヨーロッパの芸術と文化の中心地となりました2。2000年にユネスコの世界遺産に登録されました。

エッセンのツォルフェライン炭坑業遺産群
■文化遺産 / 2001年
ツォルフェアアイン炭鉱業遺産群は、19世紀から20世紀にかけての炭鉱業の発展と衰退を象徴する産業遺産です。1847年に設立され、1986年まで操業が続けられました。特に第12炭鉱は、バウハウス様式の建築が特徴で、「世界で最も美しい炭鉱」とも称されています。

ライン渓谷中流上部
■文化遺産 / 2002年
ライン渓谷中流上部は、2002年にユネスコの世界遺産に登録されました。この地域は、古代から重要な交易ルートとして利用されてきたライン川沿いに位置し、約60の小都市や40以上の城塞、段々畑のブドウ園が点在しています2。この地域は、地理学的、歴史的、文化的、産業的な要素が複合して作り出した独特な景観を持っています。

シュトラールズント及びヴィスマルの歴史地区
■文化遺産 / 2002年
シュトラールズントとヴィスマルは、13世紀に設立され、ハンザ同盟の主要な交易都市として繁栄しました。17世紀から18世紀にかけてはスウェーデン領となり、ドイツにおける行政と軍事の拠点として発展しました。これらの都市は、レンガ造りのゴシック建築が特徴であり、2002年にユネスコの世界遺産に登録されました。

ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像
■文化遺産 / 2004年
ブレーメンの市庁舎は、1405年から1409年にかけてゴシック様式で建設され、その後、ルネサンス様式で改築されました。市庁舎前のローラント像は、1404年に建てられたもので、ブレーメンの自由と自治を象徴する存在です。2004年にユネスコの世界遺産に登録されました。

ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像
■文化遺産 / 2004年
ブレーメンの市庁舎は、1405年から1409年にかけてゴシック様式で建設され、その後、ルネサンス様式で改築されました。市庁舎前のローラント像は、1404年に建てられたもので、ブレーメンの自由と自治を象徴する存在です。2004年にユネスコの世界遺産に登録されました。

ムスカウアー公園/ムジャコフスキ公園
■文化遺産 / 2004年
ムジャコフスキ公園は、19世紀前半にヘルマン・フォン・ピュックラー=ムスカウ侯爵によって造園されたイギリス式庭園です。公園は560ヘクタールの広さを誇り、地元の植物や地形を活かした設計が特徴です。2004年にユネスコの世界遺産に登録されました。

レーゲンスブルクの旧市街とシュタットアムホーフ
■文化遺産 / 2006年
レーゲンスブルクは古代ローマ時代にカストラ・レギーナ(レーゲン川沿いの要塞)として成立し、中世には一大交易地として栄えました。2006年に世界遺産に登録され、ドナウ南岸の旧市街と対岸のシュタットアムホーフがその一部として認められています。

カルパチア山地のブナ原生林とドイツの古代ブナ林
■自然遺産 / 2007年
この遺産は、2007年にウクライナとスロバキアのブナ原生林が世界自然遺産に登録されたのを皮切りに、2011年にドイツのブナ林が追加されました。さらに2017年には他のヨーロッパ諸国のブナ林も加わり、現在は「カルパティア山脈とヨーロッパ各地の古代及び原生ブナ林」として登録されています。

ベルリンの近代集合住宅群
■文化遺産 / 2008年
ベルリンの近代集合住宅群は、20世紀初頭のヴァイマール共和国時代に建設された6つの公共集合住宅から成り立っています。これらの住宅は、低所得者層のために快適で衛生的な住環境を提供することを目的として設計されました。2008年にユネスコの世界遺産に登録されました。

ワッデン海
■自然遺産 / 2009年
ワッデン海は、2009年にユネスコの世界自然遺産に登録されました。これは、地球上で最大規模の干潟であり、潮の満ち引きによって形成される多様な地形と生態系が特徴です。ワッデン海は、バリアー島、砂州、塩性湿地、干潟などの多様な地形を持ち、豊かな動植物相が見られます。

アルフェルトのファグス工場
■文化遺産 / 2011年
ファグス工場は、1911年から1913年にかけて建設され、ヴァルター・グロピウスとアドルフ・マイヤーによって設計されました。この工場は、初期モダニズム建築の重要な例証として、2011年にユネスコの世界遺産に登録されました。現在でも靴型工場として稼働しており、ガラス張りのファサードが特徴的です。

アルプス山系の先史時代杭上住居跡群
■文化遺産 / 2011年
この遺跡群は、紀元前5000年から紀元前500年にかけて建設された杭上住居(高床式住居)の跡です。湖や湿地に杭を打ち、その上に住居を建てることで、氾濫や湿気から住居を守る工夫がなされていました。これらの住居は、長い間水没していたため、良好な保存状態で発見されました。

バイロイト辺境伯のオペラハウス
■文化遺産 / 2012年
バイロイト辺境伯のオペラハウスは、1745年から1750年にかけて建設されたバロック様式の劇場建築です。設計はフランス人建築家ジョゼフ・サン=ピエール、内装はイタリアの劇場建築家ジュゼッペ・ガッリ・ビビエーナが担当しました。2012年にユネスコの世界遺産に登録されました。

ヴィルヘルムスヘ?エ城公園
■文化遺産 / 2013年
ヴィルヘルムスヘーエ城公園は、17世紀から18世紀にかけてヘッセン・カッセル伯ウィルヘルム9世によって造られた広大な公園です。総面積は240ヘクタールで、丘陵地にある公園としてはヨーロッパ最大規模を誇ります。2013年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。

コルヴァイのカロリング朝ヴェストヴェルクとキウィタス
■文化遺産 / 2014年
コルヴァイのカロリング朝ヴェストヴェルクとキウィタスは、822年から885年にかけて建設された修道院を中心とした建造物群です。カロリング朝時代に最も重要とされた修道院の一つであり、2014年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。現在の建物は17世紀にバロック様式で再建されたものですが、西構(ヴェストヴェルク)はカロリング朝時代のものが残っています。

ハンブルクの倉庫街とチリハウスを含む商館街
■文化遺産 / 2015年
ハンブルクの倉庫街(シュパイヒャーシュタット)とチリハウスを含む商館街(コントーアハウス地区)は、19世紀後半から20世紀初頭にかけて建設された建造物群です。2015年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。シュパイヒャーシュタットは、エルベ川の中洲に位置し、ネオ・ゴシック様式のレンガ造りの倉庫が並んでいます。

ル・コルビュジエの建築作品‐近代建築運動への顕著な貢献
■文化遺産 / 2016年
ル・コルビュジエの建築作品は、20世紀の近代建築運動に多大な影響を与えた建築家ル・コルビュジエの作品群です。彼の建築作品は、フランス、ドイツ、スイス、アルゼンチン、ベルギー、インド、日本の7か国にわたって存在し、2016年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。

ジュヴェービッシュ・ユラの洞窟群と氷河期の芸術
■文化遺産 / 2017年
ジュヴェービッシュ・ユラの洞窟群と氷河期の芸術は、ドイツ南西部のシュヴァーベンジュラ山脈に位置する6つの洞窟を対象としています。これらの洞窟は、約43,000年前から33,000年前の最終氷期に人類がシェルターとして使用していた場所であり、オーリニャック文化に属する彫像や楽器が発見されています。2017年にユネスコの世界遺産に登録されました。