
ラトビア共和国(ラトビアきょうわこく)は、バルト三国の一つで、北ヨーロッパに位置する国です。美しい自然と豊かな文化が魅力です。
ラトビア共和国の基本情報
- 首都: リガ:ラトビアの首都であり、最大の都市です。リガはバルト海に面しており、旧市街はユネスコ世界遺産に登録されています。
- 面積:ラトビアの総面積は約64,589平方キロメートルです。
- 人口:2021年の時点で、ラトビアの人口はおよそ190万人です。
- 言語:ラトビアの公用語はラトビア語(latviešu valoda)です。
- 通貨:ラトビアはユーロ(Euro、€)を通貨として使用しています。
- 歴史:ラトビアの歴史は、古代バルト民族にさかのぼります。13世紀にリヴォニア騎士団の支配を受け、その後ポーランド、スウェーデン、ロシアの支配を経ました。第一次世界大戦後に独立を果たし、第二次世界大戦中にソ連に併合されましたが、1991年に再び独立を果たしました。
- 自然:ラトビアは美しい自然景観に恵まれており、バルト海の海岸線や多くの湖、川、森林が広がっています。また、多くの自然保護区や国立公園があり、様々な野生動物や植物が生息しています。
- 文化:ラトビアの文化は豊かで多様であり、音楽、舞台芸術、民俗舞踊などが重要な要素です。ラトビアは毎年開催される「ラトビア・ソング・アンド・ダンス・フェスティバル」で有名です。また、伝統的な料理には、グレイズド・ポテトやラトビアの黒パンなどがあります。クリスマスやイースターなどの祝祭日も大切にされています。
ラトビア共和国の世界遺産
世界遺産数:文化遺産:2 自然遺産:0 複合遺産:0

リガ歴史地区
■文化遺産 / 1997年
リガ歴史地区は、13世紀に設立された中世の都市で、ハンザ同盟の主要都市として繁栄しました。リガはヨーロッパとロシアを結ぶ貿易の拠点として重要な役割を果たし、豊かな経済と文化が育まれました。1997年にユネスコの世界遺産に登録されました。

シュトゥルーヴェの三角点アーチ観測地点群
■文化遺産 / 2005年
シュトゥルーヴェの三角点アーチ観測地点群は、19世紀の天文学者フリードリヒ・フォン・シュトルーヴェによって設置された三角測量地点の連なりです。この観測地点群は、ノルウェーのハンメルフェスト岬から黒海までの2820km以上にわたり、地球の大きさを正確に測定するために設置されました。