ジョージア

ジョージアは南コーカサス地方に位置する国で、北はロシア、南はトルコ、アルメニア、アゼルバイジャンに接しています。

ジョージアの基本情報

  • 首都: ジョージアの首都はトビリシ(Tbilisi)です。
  • 面積:ジョージアの面積は約69,700平方キロメートルです。
  • 人口:2021年の推計によると、ジョージアの人口は約370万人です。
  • 言語:ジョージアの公用語はジョージア語です。
  • 通貨:ジョージアの通貨はラリ(Lari)で、通貨記号はGELです。
  • 歴史:ジョージアは非常に古い歴史を持つ国で、紀元前4世紀にはジョージア王国が存在していました。中世にはキリスト教が広まり、ジョージア正教会が成立しました。その後、オスマン帝国、ロシア帝国、ソビエト連邦の支配を受け、1991年に独立を果たしました。
  • 自然:ジョージアは美しい自然景観に恵まれており、山岳地帯や海岸線が広がっています。特にカフカス山脈は有名で、登山やトレッキングが人気です。また、ボルジョミ渓谷やウシュグリ村など、自然保護区やユネスコの世界遺産もあります。
  • 文化:ジョージアの文化は多様で、音楽、舞踊、手工芸品などが豊かです。特にジョージアの多声合唱や舞踊は独特で、ユネスコの無形文化遺産に登録されています。また、ジョージア料理も豊かで、シュクメルリやハチャプリ、キンカリなどが人気です。ジョージアはワインの発祥地ともされており、ワインの生産も盛んです。

ジョージアの世界遺産

世界遺産数:文化遺産:3 自然遺産:0 複合遺産:0

ゲラティ修道院
■文化遺産 / 1994年
ゲラティ修道院は、1106年にグルジア王国の王ダヴィド4世によって創設されました。長い間、ジョージアにおける知的・文化的な中心地として機能しており、科学者、神学者、哲学者たちが集まるアカデミーがありました2。修道院には12世紀から17世紀にかけての膨大な量の壁画や写本が収蔵されています。

ムツヘタの文化財群
■文化遺産 / 1994年
ムツヘタの文化財群は、紀元前3世紀から紀元5世紀まで栄えたイベリア王国の古都ムツヘタにある歴史的建造物群です。ムツヘタは、ジョージア正教会の重要な宗教的中心地であり、中世ジョージアの宗教建築の優れた例を示しています。

アッパー・スヴァネティ
■文化遺産 / 1996年
アッパー・スヴァネティは、古くからスヴァン人が住む地域で、標高2400mから5000mの高地に位置しています。ここには中世の防御塔や教会が点在し、スヴァン人の伝統的な建築様式が今も残っています2。1996年にユネスコの世界遺産に登録されました。

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