タジキスタンは中央アジアに位置する内陸国で、主に山岳地帯が広がる国です。旧ソビエト連邦から独立した後、経済発展を進めています。
タジキスタン共和国の基本情報
- 首都： 首都 ドゥシャンベ
- 面積：面積 約143,100平方キロメートル
- 人口：人口 約950万人（2021年時点）
- 言語：言語 公用語はタジク語
- 通貨：通貨 タジキスタン・ソモニ（TJS）
- 歴史：タジキスタンの歴史は非常に古く、シルクロードの中継地として重要な役割を果たしてきました。紀元前のサマルカンドやブハラなどの都市は歴史的に重要です。ソビエト連邦の一部として統治された後、1991年に独立しました。独立後は政治的・経済的な安定を求める過程を歩んでいます。
- 自然：タジキスタンの地形は主に山岳地帯であり、パミール高原やファン山脈が広がっています。国内には美しい湖や川が点在し、自然環境が豊かです。また、山岳地帯は登山やハイキングの名所としても知られています。
- 文化：タジキスタンの文化はペルシア文化やイスラム文化の影響を受けています。伝統的な音楽、舞踊、詩、工芸品が現代まで受け継がれており、特にタジク語の詩や文学は重要です。また、タジキスタン料理も多様で、香辛料を使った料理や伝統的なパン「ナン」が有名です。
タジキスタン共和国の世界遺産
世界遺産数：文化遺産：１ 自然遺産：１ 複合遺産：０
サラズムの遺跡
■文化遺産 / 2010年
サラズムは「地の始まるところ」を意味し、紀元前4000年から紀元前3000年にかけて繁栄した中央アジア最古の都市遺跡の一つです。2010年にユネスコの世界遺産に登録されました2。この遺跡は、農業、牧畜、鉱業が発展し、中央アジアの遊牧民と農耕民族の文化交流の跡が見られます。
タジク国立公園（パミール山脈）
■自然遺産 / 2013年
タジク国立公園は、1992年に設立され、2013年にユネスコの世界遺産に登録されました。面積は約2,611,674ヘクタールで、ヒマラヤ山脈とカラコルム山脈に次いで世界で3番目に高い山系であるパミール山脈のほぼ全体を網羅しています2。公園内には、フェドチェンコ氷河やカラクル湖などの自然景観が広がり、ユキヒョウやシベリアアイベックスなどの希少種が生息しています。
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