カナダ

カナダは北アメリカ大陸に位置し、世界で2番目に広い面積を持つ国です。広大な自然と豊かな文化が特徴です。

カナダの基本情報

  • 首都: 首都はオタワで、政治の中心地です。オタワには重要な政府機関や歴史的な建造物が多くあります。
  • 面積:カナダの面積は約9,984,670平方キロメートルです。
  • 人口:カナダの人口は約3,800万人です。
  • 言語:カナダの公用語は英語とフランス語です。特にケベック州ではフランス語が主要な言語として使用されています。
  • 通貨:通貨はカナダドル (CAD) です。
  • 歴史:カナダの歴史は、先住民が数千年前から居住していたことに始まり、16世紀のヨーロッパ人の探検と植民地化によって大きく変化しました。1867年にカナダ連邦が成立し、その後も段階的に自治権を獲得していきました。
  • 自然:カナダは壮大な自然景観が広がっており、ロッキー山脈、五大湖、バンフ国立公園などが有名です。豊かな野生動物や自然環境が保存されています。
  • 文化:カナダの文化は多様で、多くの移民がもたらす多文化主義が特徴です。美食、音楽、アートなど、さまざまな文化が共存しています。カナダデーや冬のフェスティバルなど、年間を通じて多くのイベントが開催されます。

カナダの世界遺産

世界遺産数:文化遺産:8 自然遺産:10 複合遺産:0

ランス・オ・メドー国定史跡
■文化遺産 / 1978年
ランス・オ・メドー国定史跡は、1000年頃にヴァイキングが北米に到達した証拠として、1978年にカナダ国定史跡に指定されました。この場所は、ヴァイキングの入植地跡として世界遺産にも登録されています。

ナハニ国立公園
■自然遺産 / 1978年
ナハニ国立公園は、1976年に設立され、1978年にはユネスコの世界遺産に登録されました。公園の面積は約4,766平方キロメートルで、カナダ国内でも広大な国立公園の一つです。公園内には標高2,972メートルのマッキンジー山を含むロッキー山脈の間を流れるサウスナハニ川の深い峡谷が広がっています。

恐竜州立自然公園
■自然遺産 / 1979年
恐竜州立自然公園は、カナダのアルバータ州に位置する広大な自然公園です。公園内には、恐竜の化石が多数発見されており、恐竜時代の環境を再現するための施設や展示があります。

クルアーニー/ランゲル-セント・イライアス/グレーシャー・ベイ/タッチェンシニー-アルセク
■自然遺産 / 1979年
クルアーニー/ランゲル-セント・イライアス/グレーシャー・ベイ/タッチェンシニー-アルセクは、1979年に世界遺産に登録され、その後1992年と1994年に拡張されました。この地域は、広大な氷河地帯、ツンドラ森林、豊かな動植物相が特徴で、自然の美しさと壮大さを体感できる場所です。

スカン・グアイ
■文化遺産 / 1981年
スカン・グアイは、先住民のハイダ族が古くから暮らしていた地で、1981年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。この島には、ハイダ族の廃屋やトーテムポールなどが残っており、その文化的価値が高く評価されています。

ヘッド-スマッシュト-イン・バッファロー・ジャンプ
■文化遺産 / 1981年
ヘッド-スマッシュト-イン・バッファロー・ジャンプは、先住民ブラックフット族が5000年以上にわたってバッファローの追い込み猟を行っていた場所です。この狩猟方法は、バッファローを崖から突き落とすことで仕留めるもので、崖の下には大量のバッファローの骨が堆積しています。この場所は1981年にユネスコの世界遺産に登録されました。

ウッド・バッファロー国立公園
■自然遺産 / 1983年
ウッド・バッファロー国立公園は、1922年に設立され、シンリンバイソン(アメリカバイソンの亜種)の保護を目的としています。現在、公園内には推定5,000頭のシンリンバイソンが生息しています。1983年にはユネスコの世界自然遺産に登録されました。

カナディアン・ロッキー山脈自然公園群
■自然遺産 / 1984年
カナディアン・ロッキー山脈は、北アメリカ大陸西部に広がるロッキー山脈の一部で、カナダ国内にある部分を指します。1984年にユネスコの世界自然遺産に登録され、4つの国立公園(バンフ、ジャスパー、ヨーホー、クートニー)と3つの州立公園(マウント・ロブソン、マウント・アシニボイン、ハンバー)から構成されています。

ケベック旧市街の歴史地区
■文化遺産 / 1985年
ケベック旧市街の歴史地区は、1985年にユネスコの世界遺産に登録されました。北米で唯一の城郭都市であり、17世紀にフランス人の入植者によって築かれました。この地区は、アッパータウン(Upper Town)とロウワータウン(Lower Town)に分かれており、それぞれ異なる魅力を持っています。

グロス・モーン国立公園
■自然遺産 / 1987年
グロス・モーン国立公園は、1987年にユネスコの世界遺産に登録されました。面積は1,805平方キロメートルで、プレートテクトニクスや氷河侵食による地形が見られる貴重な場所です。公園の名前は、標高806メートルのグロス・モーン山に由来しています。

ルーネンバーグ旧市街
■文化遺産 / 1995年
ルーネンバーグ旧市街は、1995年にユネスコの世界遺産に登録されました。1753年にイギリスの植民都市として設立され、現在でも18世紀の都市計画と建築様式が保存されています。この町は、カラフルな木造建築と美しい港町の景観が特徴です。

ウォータートン・グレーシャー国際平和自然公園
■自然遺産 / 1995年
この公園は、1932年にカナダのウォータートン・レイクス国立公園とアメリカのグレイシャー国立公園が合併して設立されました。1995年には世界遺産に登録され、世界初の国際平和公園として知られています。総面積は約4576平方キロメートルで、ロッキー山脈の中央部に位置し、氷河によって削られた地形や多くの氷河湖が特徴です。

ミグアシャ国立公園
■自然遺産 / 1999年
ミグアシャ国立公園は、古生代デボン紀(約4億1600万年前〜約3億5920万年前)の化石が多く発掘される場所として知られています。特に、魚類から四肢動物への進化を示す化石が豊富で、1999年にユネスコの世界遺産に登録されました。

リドー運河
■文化遺産 / 2007年
リドー運河は、1832年に開通した北米最古の運河で、現在も現役で使用されています。もともとはアメリカからの侵略を防ぐための軍事目的で建設されましたが、現在は観光やレジャーに利用されています。2007年にユネスコの世界遺産に登録されました。

ジョギンズ化石断崖
■自然遺産 / 2008年
ジョギンズ化石断崖は、石炭紀(約3億5920万年前〜2億9900万年前)の化石が多く発見される場所として知られています。特に、最古の爬虫類とされるヒロノマスの化石が発見されたことで有名です。2008年にユネスコの世界遺産に登録されました。

グラン・プレの景観
■文化遺産 / 2012年
グラン・プレの景観は、17世紀にフランスからの入植者であるアカディアン人によって築かれた農業集落です。干満差の激しい湿地帯を干拓し、堤防や水門を利用して農業を行ってきました。2012年にユネスコの世界遺産に登録されました。

レッドベイのバスク人捕鯨基地
■文化遺産 / 2013年
この捕鯨基地は16世紀にバスク人によって設立され、2013年に世界遺産に登録されました。レッド・ベイは、当時のバスク人が鯨油を生産し、ヨーロッパに輸出するための主要な拠点でした。

ミステイクン・ポイント
■自然遺産 / 2016年
ミステイクン・ポイントは、エディアカラ紀(約5億8000万年前から5億6000万年前)の化石が豊富に発見される場所で、世界で最も重要な化石地域の一つです。この地域は、1967年にインドの留学生シヴァ・バラク・ミスラによって最初に発見されました。2016年にユネスコの世界遺産に登録されました。

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