
セントルシアはカリブ海に位置する美しい島国で、ウィンドワード諸島の一部です。火山島であり、豊かな自然と観光地が魅力です。
セントルシアの基本情報
- 首都: 首都はカストリーズです。
- 面積:面積は約617平方キロメートルです。
- 人口:人口は約17.99万人(2022年時点)です。
- 言語:公用語は英語ですが、セントルシア・クレオール語も広く話されています。
- 通貨:通貨は東カリブ・ドル(EC$)です。
- 歴史:セントルシアは、アラワク族とカリブ族の先住民が住んでいた島で、1500年頃にスペイン人探検家によって発見されたとされています。その後、フランスとイギリスが領有権を争い、1814年のパリ条約でイギリスの領有が確定しました。1979年にイギリスから独立しました。
- 自然:セントルシアは豊かな自然環境を持ち、特にピトン山(グロ・ピトンとプチ・ピトン)は世界遺産に登録されています。また、火山活動による泥温泉や美しいビーチも魅力です。
- 文化:セントルシアの文化は、アフリカ、フランス、イギリスの影響を受けた多様な文化が融合しています。音楽や料理、祭りなどがその特徴を反映しています。
セントルシアの世界遺産
世界遺産数:文化遺産:0 自然遺産:1 複合遺産:0

ピトンズ・マネジメント・エリア
■自然遺産 / 2004年
ピトン管理地域は、2004年にユネスコの世界遺産に登録されました。この地域は、2つの火山であるグロ・ピトン(798m)とプチ・ピトン(743m)から構成されており、これらの火山は「ピトン・ミタン尾根」と呼ばれる尾根で繋がっています。ピトン管理地域は、亜熱帯温潤林と温帯乾燥林が混在する独特の生態系を持ち、多くの固有種が生息しています。