カルタヘナの港、要塞群と建造物群
■文化遺産 / 1984年
カルタヘナは、1533年にスペインの探検家ペドロ・デ・エレディアによって建設されました。この港町は、16世紀から18世紀にかけてスペインの植民地時代に重要な役割を果たし、1984年にユネスコの世界遺産に登録されました。カルタヘナは、スペインの植民地時代の堅牢な要塞と美しい建造物群が多く残り、「インディアスの真珠」と称えられました。

ロス・カティオス国立公園
■自然遺産 / 1994年
ロス・カティオス国立公園は、1974年に設立され、1994年にユネスコの世界遺産に登録されました。面積は約720平方キロメートルで、熱帯雨林や湿地帯、山地が広がっています。この公園は、氷河期を乗り越えた唯一の熱帯雨林として知られ、多くの固有種や絶滅危惧種が生息しています。

サンタ・クルーズ・デ・モンポスの歴史地区
■文化遺産 / 1995年
サンタ・クルス・デ・モンポスは、1537年にアロンソ・デ・エレディアによって設立されました。スペインの植民地時代に重要な港湾都市として栄え、1995年にユネスコの世界遺産に登録されました。コロニアル様式の建築物が多く残り、歴史的な街並みが保存されています。

ティエラデントロの国立遺跡公園
■文化遺産 / 1995年
ティエラデントロの国立遺跡公園は、1995年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。この公園は、7世紀から10世紀にかけて建造された円形の巨大な地下墓室が点在する考古遺跡で、プレ・インカ時代の文化や芸術を現在に伝えています。

サン・アグスティン遺跡公園
■文化遺産 / 1995年
サン・アグスティン遺跡公園は、1995年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。ここには、紀元前500年から8世紀にかけて築かれた石像や墳墓、小神殿などが点在しています。特に、神や動物、空想上の生物を象った石像が400体以上も並んでおり、これらは宗教的なモニュメントとされています。

マルペロの動植物保護区
■自然遺産 / 2006年
マルペロの動植物保護区は、2006年にユネスコの世界自然遺産に登録されました。総面積は857,150ヘクタールで、東部熱帯太平洋で最大の禁漁区となっています。この保護区は、豊かな海洋生態系と独特な動植物群で知られており、特に大型の捕食魚や海洋哺乳類が多く生息しています。

コロンビアのコーヒー産地の文化的景観
■文化遺産 / 2011年
この地域は、2011年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。コロンビアのコーヒー産地の文化的景観は、100年以上にわたるコーヒー生産の伝統を持ち、スペインの植民地時代の影響を受けた建築様式や文化が色濃く残っています。総面積は141,120ヘクタールで、持続可能なコーヒー生産の顕著な例として評価されています。

カパック・ニャン　アンデスの道
■文化遺産 / 2014年
カパック・ニャンは、インカ帝国の時代に築かれた全長約30,000キロメートルの道路網で、2014年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。この道路網は、インカ帝国の政治、軍事、経済、宗教の重要な役割を果たし、道路沿いには多くの遺跡や文化的なランドマークが点在しています。