
バヌアツ共和国は南太平洋に位置する島国で、約80の島々から成り立っています。火山活動と美しいビーチで知られています。
バヌアツ共和国の基本情報
- 首都: 首都はポートビラです。ポートビラはエファテ島に位置し、バヌアツの政治、経済、文化の中心地です。
- 面積:バヌアツ共和国の面積は約12,189平方キロメートルです。
- 人口:推定約30万人が住んでいます(2025年時点)。
- 言語:公式言語はビスラマ語、英語、フランス語です。ビスラマ語はピジン英語の一種で、多くの住民が話します。
- 通貨:通貨はバツ(VUV)です。
- 歴史:バヌアツの歴史は、最初にポリネシア人やメラネシア人が到達したことから始まります。18世紀にヨーロッパ人が到達し、フランスとイギリスの共同統治下に入りました。1980年に独立し、バヌアツ共和国が誕生しました。
- 自然:バヌアツは火山活動が活発で、ヤサール火山やアンブリム火山などが有名です。また、美しい珊瑚礁や熱帯雨林が広がり、多様な生態系が見られます。
- 文化:バヌアツの文化は、多様な民族と伝統が融合したもので、伝統的な音楽やダンス、工芸品が盛んです。特に、ナゴル(跳び祭り)やタロ栽培の伝統が有名です。また、バヌアツの料理も特徴的で、ココナッツやタロイモを使った料理が一般的です。
バヌアツ共和国の世界遺産
世界遺産数:文化遺産:1 自然遺産:0 複合遺産:0

首長ロイ・マタの地
■文化遺産 / 2008年
首長ロイ・マタの地は、2008年にユネスコの世界遺産に登録されました。ロイ・マタは17世紀初頭にエファテ島周辺を支配していた最高位の首長であり、彼の生涯にまつわる3つの場所が世界遺産に登録されています。これらの場所は、ロイ・マタの住居があったマンガース、彼が亡くなったフェルズ洞窟、そして彼の墓があるエレトカ島です。