
カメルーンは中央アフリカの西部に位置し、ナイジェリア、チャド、中央アフリカ共和国、赤道ギニア、ガボン、コンゴ共和国と国境を接しています。多様な文化と自然環境を持つ国です。
カメルーン共和国の基本情報
- 首都: カメルーンの首都は「ヤウンデ」です。
- 面積:カメルーンの総面積は約475,442平方キロメートルです。
- 人口:人口は約2,500万人(2023年推定)です。
- 言語:公用語はフランス語と英語です。また、現地の多くの言語が話されています。
- 通貨:通貨は中央アフリカCFAフラン(XAF)です。
- 歴史:カメルーンの歴史は古く、先住民族の文明が栄えていました。19世紀にはドイツの植民地となり、その後フランスとイギリスの統治下に入りました。1960年に独立し、現在に至ります。
- 自然:カメルーンは多様な自然環境を持ち、熱帯雨林、サバンナ、山地、海岸線などがあります。豊かな生物多様性を誇り、国立公園や保護区が多くあります。特にカメルーン山は有名です。
- 文化:カメルーンの文化は多様で、多くの民族がそれぞれの伝統を守っています。音楽、舞踊、工芸品、祭りなどが発展しており、特にマコンダンスやビクティなどの伝統舞踊が有名です。また、カメルーンの料理も独自の風味があり、多くのスパイスやハーブが使用されています。
カメルーン共和国の世界遺産
世界遺産数:文化遺産:0 自然遺産:2 複合遺産:0

ジャー動物保護区
■自然遺産 / 1987年
ジャー動物保護区は、アフリカ有数の熱帯雨林で、全体の約90%が手付かずのまま残されています。1950年に自然保護区として設立され、1987年にユネスコの世界遺産に登録されました。この地域は、絶滅危惧種を含む多様な動植物が生息しており、特に霊長類の豊富さが特徴です。

サンガ川流域の3カ国保護地域
■自然遺産 / 2012年
サンガ川流域の3カ国保護地域は、コンゴ盆地の熱帯雨林と湿地林が広がる広大なエリアで、2012年にユネスコの世界遺産に登録されました。この地域は、ヌアバレ=ンドキ国立公園(コンゴ共和国)、ロベケ国立公園(カメルーン)、ザンガ=ンドキ国立公園(中央アフリカ共和国)の3つの国立公園で構成されており、約7500平方キロメートルの広大な敷地を持ちます。